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学校再開!

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いつもは寝起きが悪い息子が、目覚まし時計で起き、鶏達の餌をやり、昨夜既に用意していたお気に入りの洋服に着替え、朝ごはんを食べるために、うるさい母親に急かされる事なく食卓に着いた。奇跡のような朝! やっぱり今まで口に出しては言わなかったけど、楽しみにしていたんだな、学校。 通常はスクールバスで登校するのだが、さすがに今日は車で送って行った。 学校に着くと、心配そうな顔をした親達が校門前や、フェンス越しに子供達を見送っていた。そりゃ心配だけど、2ヶ月間も家にいて友達とも遊べず、我慢していた子供達の気持ちを考えると、よく頑張った!思い切り遊んで(いや、勉強して?)きなさい!と思ってしまう。 家に帰ると久しぶりの一人朝ごはん。お行儀悪いけど、今まで見る時間がなかったお気に入りのブログなんかをクロワッサンかじりながらチェックする。コーヒーがいつもより美味しく感じる。ふふふ、昭和のCM「亭主元気で留守がいい!」を思い出して、「我が家の男共元気で留守がいい!」とは言っていません、、、。 ところで、自宅待機中に、作った鶏小屋。どんどん進化して、すごい事になっている。 はじめは野良鶏4羽を捕まえてきたのが、今では野良鶏8羽。パパが買ったプリモスロック系種4羽。軍鶏1羽。軍鶏と野良鶏をかけたのが1羽。そして友人からもらった野良ではないローカル種4羽。の合計21羽!しかしまだ成長中の鶏も多いので、一日に採れる卵は3、4個くらい。それにしても、餌やりやら、小屋掃除やら、色々と大変なのだ。 昨日はパパが軍鶏&野良鶏のハーフに襲われたし、、、。怒ったパパは「今度やったら食べちゃうぞ!」と叱りつけていた。 写真は自宅待機中、ひとりイースターエッグ(チョコレートの卵)探しをしている息子君。 今じゃ本物の卵が採れるもんね。

レモンユーカリの香り

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毎朝と毎晩の散歩道にはレモンユーカリの木がある。道を挟んで両脇に植わっている場所があり、とてもいい香りがする。そこを通るときはゆっくり大きく深呼吸をする。 前日の夜に大雨が降ったり、強風が吹いたときには、道にレモンユーカリの枝が落ちる。 その枝を拾う時は、自然からご褒美をもらったようで一日の始まりが嬉しくなる。 家に帰ると、コーヒーを入れる前に、まず蒸し器でレモンユーカリの葉を蒸す。すると台所が素晴らしい香りで包まれる。それに、レモンユーカリの香りはハエや虫よけにもなるのだ。先月、拾った枝に種もついていたので植えてみたら、なんと可愛い芽が出だした。 果たして木になるまで我が家で育つだろうか?楽しみだ。

鶏小屋

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普段は、往復3時間かけて職場へ行き家族のために頑張って働いている夫に、山のようにやってもらいたい事があっても、ググッとそれを飲み込み聞こえるか聞こえないかの微妙な声で一人ぶつぶつと文句を言う妻。 しかーし、今は臨時休暇中のパパ。思いっきりやってもらいたい事を気兼ねせず頼めるのはなんと気持ちのいい事か! まずは、2年間近くぶつぶつと唱えてきたのに、実現していなかった鶏小屋から。 とは言っても、やってくれるのは力仕事飲み。基本的にDIYは苦手な人なので、木材などは使わず、鉄の棒とフェンスと針金のみで作った。(ある意味すごい、、。) しかし以前どうしても自分で鶏小屋が作りたくて、ただ古い学校の勉強机の板を剥がしフェンスで囲っただけの簡易的に作ったものと比べると断然の差だ! あとは、卵を生むための小さな小屋(制作中)を中に配置するのみとなった。 生卵かけご飯を食べれる日もそう遠くはない、やっほー!

木の根

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横でネット授業を受けてる息子のタブレットから聞こえてきた先生の声、 「みなさーん、昨日のニュースみましたかー?もしかしたら、もしかすると、学年末(通常六月末まで、その後はバカンス)までこのネット授業が続くかもしれませーん!」 そ、そ、そうなのー?!そうなるのかなとは思っていたが、そうなるのかもね。 はぁ、、。 これじゃ、庭を本格的に野菜畑にでもしなくては、、野菜不足解消のためはもちろんのこと、息子の課外授業にでもなるだろう、、。しかし我が家の庭には大木がいくつかあり、それらの根に悩まされている。ちょっとした木ぐらいのサイズ(直径8cm以上)の根が、土中あちらこちらに張り巡らされているのだ。畑を作るとなると、まずは根っこ除去をして、木々に取られて栄養のない土改良から始めなくては。 今まではそれが面倒で、植木鉢でのハーブ中心の庭仕事だったが、そんなことも言っていられない状況になってきた。重い腰を上げて、頑張らねば。 写真の、潰れた青い豚のピニャータがぶら下げられている材木は、実は木ではなくて、土中から掘り出した木々の根っこを組み立てたもの。直径10cm以上!年代物なり!

となりのアメリ

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となり、ではないなぁ。となりのとなりのとなりに住んでいるアメリと5歳の娘のマリアから電話があった。なんと犬の散歩中に警察に呼び止められ、外出許可証を持っていなかったので16000フラン(約16000円)の罰金のチケットを切られたそうな。 これが、街中ならふんふんそうか、と思うだろう。でも私達が散歩する道は、山の中腹より上で、ほとんど人が通らない。出会うのは牛か、たまに通る車や、鶏のフンを運ぶトラック(これものすごく臭い!)ぐらい。なんだかな、、、こんなところで警察も何してるんだろね。 ちなみにアメリは中学の美術の先生でフランス人。手足が長くて細くて、穏やかで、なんとなく幸薄い感じの人なんだけど、娘が山の坂道を自転車で下るとき、同時に草履で一気に駆け下るすごい脚力の持ち主である。あんまり凄い勢いだから止められたのかも。

ひとり

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昨夜は日本の母を思い、なかなか眠りに就けなかった。 一人で一日中家に籠らなければいけないのはどんな気持ちだろう。 一緒に暮らす父は、昭和世代最後の九州男児の生き残りというようなひとで、来年80歳になるというのに、彼の偏屈ぶり、短気ぶりは落ち着くどころか、勢いを増すばかり。 朝早く家を出て、寝る頃にどこからか戻ってくるらしい。そして布団で寝る相手は愛犬。 母が庭仕事が好きなのが唯一の救いだ。草花を相手にしているその時間は、孤独や不安が入り込む余地はないから。でも、きっと夕方になると寂しいだろうな、夕食も一人分だから適当に食べてしまうのだろうな。 飛んで行きたくても、飛行機が飛んでいないこの状態。いつまで続くのだろう? 今年は会いに行けないだろうな、2021年には会えるかな。 どうか寂しさに負けないで元気でいてね。早く通っていたスポーツクラブでフラが踊れるようになるといいね。親不孝の私を許してね。

自宅待機は続く

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今週から息子のクラスのインターネット授業が行われている午前中は、授業の様子をそばで聞きながら、私もPCの前に座って、母も勉強しているしてるんだ!というフリをしている。コロナのせいで外出もできず、友達たちとも遊べず、海にも行けない毎日なのに、文句も言わず、インターネット授業に難なく順応して真剣に楽しんで取り組んでいる子供達を見ていると(画面上で生徒達それぞれの様子が見れるようになっている)、子供ってすごいなぁと感心する。 息子くんよ、二人きりの毎日に時々イライラしてしてしまう母を許しておくれ。 明日からは、3週間の休暇予定のパパが家にいることになるので、3人での生活だ。 口が達者でいうこと聞かない小さいのと、カバのように大食いで動かない大きいのが相手だ。 はぁ、、、嬉しいような、恐ろしいような、複雑な気持ち。 とにかく毎朝晩の犬の散歩兼山登りでストレス発散なのだ。 写真はその山登りで会う牛さん達。彼らを見ていると本当に気持ちが穏やかになる。 一度でいいからハイジに出てきたピーターのように、おっぱいから直にミルクを飲んでみたいなぁ。