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S.O.S Japan

3月11日の大地震以来、ブログを更新できずにいた。 遠く離れた故郷で起こっている事を、インターネットテレビの画面で見ても どうしても現実の事とは思えない。 不安な様子の母から実際に聞く話でやっと現実なんだと実感する。 実は来月に孫の顔を見せに日本へ帰る予定でいたが、それもしばし延期する事となった。 大変な事が起きている時に年老いた家族の側にいてあげれない、楽しみにしていた孫にも会わせてあげれない。なんて自分は親不孝なんだろう。 今日はタヒチ在住日本人の募金活動S.O.S Japanに参加してきた。 何かしなければいけないが何をして良いのかわからないと思案していたので、この活動を発起してくれた方々、そして活動を共にしてくれた方々に感謝の一日だった。 そしてもちろん募金をしてくれたたくさんのタヒチの人々に感謝。 募金をしてくれた人にはその場で作った折鶴を手渡した。 折り紙自体が足りなかったので、たった一つづつの折鶴だったが、みんなにっこりと笑って「ありがとう」。 今日はたくさん「ありがとう」と言って、たくさんの「ありがとう」をもらった。 たくさんの「ありがとう」で少し元気になった。

タハア島小旅行その3

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タヒチはミスコンがとても盛んだ。 ミスタヒチ、ミスタータヒチ、ミスヴァヒネ(ミスオカマちゃん)、ミスドラゴン(ミス中国系タヒチアン)、、、等々色んなミスコンが毎年行われている。 もちろんタハア島にも、ミスタハアがある。 島一周ドライブに連れて行ってもらった時、たまたまミスタハアの舞台ウォーキング練習に遭遇した。 綺麗なお姉さん大好きの息子は大興奮!止めるのも振り切って練習に参加しに行った。 しかしこの炎天下の中、灼熱のコンクリートの上でわざわざ練習させる事もなかろうに、、、、とついつい老婆心で心配してしまった。 ちなみに練習中の少女達を邪魔しないように息子を止めるのに必死で、灼熱のコンクリートで真っ黒になってしまったママであった。

タハア島小旅行その2

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タハア島へ行くにはまずライアテア島まで飛行機で行き、さらにそこから船(店員30人くらいの小さな定期船)でタハア島へ渡る。所要時間は飛行機45分、船30分。時間的にはたいしたことはないのだが、タハア島への船は1日2便しかないので待ち時間を合わせると半日がかりの旅となる。 まずタハア島について息子の曽祖父、曾祖母に会いに行った。 母方、父方とも健在でどちらにも挨拶に行ったのだが、写真は母方の曽祖父、曾祖母。 ちなみにこの曽祖父、ただの曾おじいちゃんではないのだ! 2年ほど前の話になるが、彼はタヒチ島に危篤の状態で運ばれた。 手短に説明すると、闘鶏の爪で毒が周り、その為の注射に拒絶反応を起こしてしまったのだ。 植物人間状態が1ヶ月以上続き、だれもが亡くなるとおもっていたら、なんと2ヵ月後に奇跡的に生還したのだ。この時の話はまたいつか詳しく書こうと思うが、とにかく奇跡の曾おじいちゃんなのである。 私はこの夫婦が大好きだ。そしてこの夫婦が息子の曾おじいちゃん、曾おばあちゃんである事をとても幸せに思う。

タハア島小旅行その1

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先週行ってきた母子プチ家出ならぬタハア島旅行について少しずつ記していこうと思う。 息子を出産して以来全くタヒチを出ていなかった。 若い頃はフウテンのトラ子と呼ばれるくらい旅行ばかりしていたので1年半の間家にいたというのは新記録だ。しかし、その為か子育ての疲れからか、子育てそっちのけでスポーツばかりする夫(しかし友人達によると協力的な方だそうだ)に対しストレスがたまっていた。本当に自分では消化出来ないほどの量である。 そしてある日、ストレスが大爆発する前にプチ家出なる旅行にでればいいのだ!と思いついた。 しかしここは南太平洋のど真ん中に浮かぶタヒチ。1歳半のベベを連れての島脱出旅行はどこへいってもさらに疲れてストレスアップになる。散々悩んだ末、、、 「そーだ!夫の両親のいるタハア島に行けばいいのだ!成長した孫の顔もみせれるし、ベベの面倒だって両親や親戚がみてくれるだろう!なんて天才的アイデアなのかしら!」と興奮し即チケット予約。 「蚊と野良犬には気をつけてね。」と不安そうな夫(案外せいぜいしてたのかも)を残し息子と二人で初の小旅行にタハア島へと旅発ったのである。

タヒチの百足

本当は先週から行ってきたタハア島、ライアテア島の小旅行について書こうと 思っていたが、そんな気分もぶっとぶハプニングがあったので、、、 電話上の会話  私:「アロー!すみません!夫の0000をお願いします!!緊急な要件です!!」 会社の方:「あー、、、かけなおさせますね。」 夫:「どうした?何があった?」 私:「xっぅうううっ(泣き声)、、、痛いよーっ!」 夫:「な、なにを言ってる?何が起きた?」 私:「百足に刺されたんだよ!!!」 夫:「どっちだ?ベベか君か?!」 私:「私だよー!!」 夫:「あぁ、、、(よかった!と心の声)」 私:「どーすればいいのよっ!毒が回ってしまうじゃないっ!」「血清か何か打たなくちゃいけないんじゃないの??」 夫:「xxxをつければ大丈夫だよ。」(ちなみに初めて耳にしたフランス語) 私:「xxxって何よっ!」 夫:「口の中の液体だよ。」 私:「へっ?!唾?、どーしてよ毒があるんじゃないの?」 夫:「いや、ないよ。だからxxxつけてれば大丈夫。」 私:「、、、、、。今痛いから電話きるね。」 なんともお恥ずかしいハプニングだった。 でもタヒチの百足は毒をもっているとしか思えないような恐ろしい見かけをしているのだ。 大きさも指一本分くらい。写真がないのが残念。それに痛いのなんの! ましてや息子に哺乳瓶を与えている最中におこったので、もう大パニツク。 私が刺されたのが、不幸中の幸いか。とほほ、、。