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南の島のクリスマス

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タヒチに住み始めて以来、クリスマスを含め年末年始はずっとタヒチで過ごしている。 寒さが苦手なので、わざわざ高い航空チケットを払ってまで寒い場所に行く事もないかなと思っている。、、という事は約10年間くらい、15度以下を体感していない事になる。 そのせいなのか、体も心も緩みっぱなし。「身が引き締まる思い」というものを色んな意味で体感していないなと感じる今日この頃である、、、。 話は変わって、今年のクリスマスのご馳走の主役はKAVEU(ヤシガニ)。路上で売られていたMakatea島産の大きなヤシガニを三匹購入し、うち一匹は我が家のペットとした。 名前はBulaちゃん(メス)。パパ曰く、「毎日ココナッツを沢山食べさせて、来年大きく太ったBulaちゃんを食べるのさ!」、、それにしては、毎朝毎晩彼女に話しかけて、えらい愛情のかけ方だ。 冷凍された残り二匹は、今夜まる茹でにして身の部分を食べ、お尻(なんと、蟹味噌の部分が後方先端にある!?)の部分はココナッツカレーに仕上げる予定。 あんまり美味しかったらBulaちゃんも茹でてやろうと企んでいる、、。 Oaoa teie Noera! (タヒチ語で、merry christmas! )

タハア島での休暇の続き

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約2年前、タハア島の家族に会いに行ったとき、義理姉夫婦が小さいけれど簡単に自分達で立てられる家を両親の土地の一部に建てたばかりだった。それまでは他の島の黒真珠養殖場で夫婦揃って働いていたのだが、子供が学校に行く年頃になったのと、やはり両親の元に住みたいという事でタハア島に帰って家を建てたのだ。でもバニラ栽培以外は特に産業もなく観光地化もされてないタハア島で仕事が見つかるはずもなく、これからどうしようかという状態だった。そこで、私は養蜂をしたらいいよ!と提案した。何故ならばタヒチは(今のところ)海外産の蜂蜜は輸入禁止な為、国産の蜂蜜が結構良い値で売れるから。それにタハア島の彼らの家の周りは沢山の花々が咲き誇る大自然。養蜂には最高の環境なのだ。早速夫婦二人で試行錯誤しながら始めた養蜂。今では写真のように黄金色した美味しい蜂蜜がたっぷり採れるまでになった。実は養蜂は私自身でやりたい事の一つだった。でもタヒチ島での我々のライフスタイルでは難しく、こうして姉夫婦が成功してくれて半分夢がかなったような気持ちなのだ。 我が家の食卓には毎朝美味しいタハア産の蜂蜜が並ぶ。

タハア島での休暇

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夫の実家タハア島へ1週間行ってきた。 結婚して以来、何度も遊びに行っているが今回ほど楽しめたことはなかったように思う。 というのも、夫の実家は半自給自足の生活。パンやお米や、保存のきく食料品はお店から購入するが、野菜、果物等は自分達で育て、魚は目の前の海から調達、肉類はお店から購入することもあるが、最近は豚を飼育しているので特別な日にはトン子ちゃんが一匹姿を消す。これって、すごく良い食生活だなぁと感じるかもしれないが(確かに素晴らしい!)、時期や場合によっては全然野菜や果物が食卓に並ばない事もあるのだ。 何故か今までタハア島へ行く時は、果物や野菜が実る季節ではない時に行っていたので、「楽しい休暇だったけど、食事が、、、。」と思う事が常だった。 が、今回初めて11月にタハア島へ行ったら、マンゴー、アボカド、パイナップル、レモン、そしてタヒチ島では見たこともない数々のフルーツまで実りに実っていた。 さらに義理姉夫婦が養蜂を始めたので、毎朝の食卓に美味しい蜂蜜がたっぷり!トン子ちゃんの味付けにも蜂蜜がたっぷり! そして極め付けは、義理兄が伊勢海老や、魚介類を海から沢山取ってきてくれたこと! 食べる事が大好きな私はタハア島での食事を満喫した。食べる事に興味がない息子は大自然の中、海で、山で、遊びまくった。そして食べる事も遊ぶ事も大好きな夫は生まれ育った島で最高の時間を過ごした。Maururu roa!