人形の行く先

先月からクリスマスシーズン用にと注文の入っていた人形達、何かと忙しく今月の1週目で仕上げようと思っていたのだが突然の来客がやってきて制作不可能になり、やっと今日納品する事ができた。納品先はフォーシーズンボラボラのオラマブティック。そして納品する度に、ボラボラ島に渡った人形達はその後どの国のお客さんに買って頂いて、誰の手元(家族、友人、恋人?)に届くのだろうか、そしてそこにはどんな思いが込められるのだろうかと言う事を考えてしまう。ただのお土産として買っていかれる方がほとんどだろうが、でも何か素敵な物語が人形と一緒に生まれてくれればと希望するのは欲張りだろうか。 ちなみに突然の来客はメキシコに住んでいる友人の友人であるイタリア人夫婦。彼らは15年前にフレンチポリネシアのフアヒネ島に恋に落ち、仕事も知り合いもないのに2匹の犬と移住しにやってきたツワモノである。さすがに2匹の犬と一緒のホームステイは大変だったが、まつたく知らないイタリア人夫婦との生活も興味深い5日間だった。

コメント