マリアージュ

主人の職場の親友の結婚式に招待された。 タヒチでは市役所で法的に式を行う事より、教会で宗教的な式を行ったかどうかの方が重要である。 しかし教会で式をあげるにはその後の披露宴を含めて大掛かりな計画と莫大な予算がかかるので、多くのカップルが子供もできて、貯金も少しできて、「もうあたしゃ、あんたと一生添い遂げる覚悟ができました。」という時期にきてから結婚式を挙げるのだ。もちろん、子供が何人もいて結婚しないカップルも多い。 今回の主役である主人の友人夫婦は、3歳の娘がいるものの、若くて美男美女のカップルで見た目にもとても爽やかであった。新郎は特殊大型クレーン車の運転手という事で、ウエディングケーキの台がクレーン車のミニチュアになっていた。新郎の従兄弟が溶接して作ってくれたらしい。披露宴の間演奏する音楽のバンドは弟達、司会はお母さん、と家族が一つとなって本当に素敵な結婚式であった。

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