ひとり

昨夜は日本の母を思い、なかなか眠りに就けなかった。
一人で一日中家に籠らなければいけないのはどんな気持ちだろう。
一緒に暮らす父は、昭和世代最後の九州男児の生き残りというようなひとで、来年80歳になるというのに、彼の偏屈ぶり、短気ぶりは落ち着くどころか、勢いを増すばかり。
朝早く家を出て、寝る頃にどこからか戻ってくるらしい。そして布団で寝る相手は愛犬。
母が庭仕事が好きなのが唯一の救いだ。草花を相手にしているその時間は、孤独や不安が入り込む余地はないから。でも、きっと夕方になると寂しいだろうな、夕食も一人分だから適当に食べてしまうのだろうな。
飛んで行きたくても、飛行機が飛んでいないこの状態。いつまで続くのだろう?
今年は会いに行けないだろうな、2021年には会えるかな。
どうか寂しさに負けないで元気でいてね。早く通っていたスポーツクラブでフラが踊れるようになるといいね。親不孝の私を許してね。



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